龍口法難会
イザカマクラの本部の近くにある龍口寺では9月11日~13日に【龍口法難会】が行われます。
コロナ渦で2020年、2021年は関係者のみで行われたので、久しぶりの一般公開です。
龍口法難会では12日の夜に【ぼたもち】が堂内にまかれます。
なぜ【ぼたもち】なのか、調べてみました。
1271年9月12日、鎌倉幕府の勘気にふれて捕らえられた日蓮(※1)は、
裸馬に乗せられて龍ノ口刑場へと護送されます。
桟敷尼(※2)が護送される日蓮に【胡麻ぼたもち】を捧げたところ、
江ノ島方より光の玉がやってきて、光の衝撃で振り下ろした刀が折れ、
首を刎ねることができなかったという言い伝えからまかれています。
また、土のついたぼたもちほど、ご利益があると言われています。
諸説ありますが、こちらの説が有力のようです。
※1 鎌倉時代の仏教の僧。
※2 かつて源頼朝が桟敷をつくって由比ケ浜を遠望したという鎌倉大町に住んでいた尼僧。
徐々にコロナ渦前のイベントも戻っていますが、まだまだ感染対策を怠らないことが大切ですね。
今年は屋台も出されるようなので私も、帰りに寄ってみたいと思います(*^-^*)