イザカマクラ便り

夕焼け

湘南エリアは富士山や夕焼け、海など写真を撮りたいスポットが多いですよね。

私も先日、湘南江の島駅で美しい夕焼けに遭遇して思わずカメラを向けました。

きれいな夕日をまた見たいと思い、条件などを調べてみました。

条件はこちらです。

①低い位置の太陽

②適度な雲量

③高めの湿度

④適度な大気の塵

解説していきますね(*^-^*)

 

①低い位置の太陽

夕日がより赤くなるには、太陽が低い位置にあるというのが最低条件です。

日が沈むにつれて黄色っぽい光がオレンジになり、太陽が沈むころには赤っぽくなります。

日没の直前の時間帯に空が一番赤く染まります。

日が沈んだ後でも真っ赤な夕焼けに遭遇する事もありますので、

諦めずに10分~15分は粘ってみたほうが良さそうです!

②適度な雲量

夕焼けで最も重要な条件が「適度にある雲」です。

赤い光を散乱するためには雲が必要で、適度な雲が無いと空は赤く染まらないようです。

雲の高さや距離にもよって空の染まり方が違ってきますが、

比較的自分の位置から近くにある雲は赤く染まりやすくなります。

雲量は50%~70%くらいあったほうが、空に遠近感や立体感が生まれ、

より美しい夕焼けになるかと思います。

③高めの湿度

季節的に冬は湿度が低く余分な水蒸気が無い分光が届きやすいので、

コントラストがハッキリした夕焼けを見られるイメージがありますよね。

しかし、意外にも夏のほうがきれいな夕焼けを見られるようです。

湿度が高いと大気中の水蒸気が増え、その水蒸気に赤い光が散乱して空全体がふんわりと、

赤く染まった夕焼けになります。

また、雨が降った直後や台風の前後、海の近くなどでは水蒸気が多く、

空全体が赤く染まりやすくなります。

湘南で美しい夕焼けが見られるのはこの理由もありそうですね。

④適度な大気の塵

大気中の塵や埃が多いと、水蒸気が多いのと同じ効果があり、

空全体がふんわりと赤く染まるようです。

日中は人々が活動するため、大気中の塵や埃が多くなるので、

朝日より夕日のほうが空全体が赤く染まりやすくなります。

 

まとめると…

・湿度が高く適度に雲がある日

・雨が降った後や台風の前後

・日没前後

 

湿度が高くなるこれからの時期、美しい夕焼けを見る機会が増えそうですね(^^)/